去年までは会社の定期検診を受けていたが、そのメニューには前立腺の検査は含まれていなかった。9月に会社を辞めたのを機に、秋に区の健診を受けることにした。これにはオプションで前立腺検査が含まれていたので、受診した結果、PSAという数値がやや高く、さらに検査を受けることになった。だいたい、これまでは前立腺という名前は聞いていたものの、どの辺にあるのかさえあやふやだった。東京女子医大に紹介状を書いてもらい、11月に検査してもらったところ、生検を受けることになった。生検というのは、肛門から超音波検査機を挿入し、前立腺に針を刺して生体を採取し、癌がないかどうかを検査する。最初は12月の予約だったが、病院側から人手が足りないので延ばしてもらえないかと依頼があり、今日に変更になった。 検査自体は3時の予約だったが、準備のため早めに来てくれと言われていたので、2時過ぎに病院に到着。まず抗生物質を服用し、肩にも筋肉注射で抗生物質を打つ。しばらく待って検査室に入るとマッサージチェアのような椅子があり、下半身の衣類を脱いで腰かける。男性医師(技師?)が椅子を操作すると、椅子が回転して下半身がカーテンの向こう側に行くとともに、両脚が広げられ、椅子の臀部のところが開く。カーテンの隙間から見えたところでは、さっきの男性医師のほかに若い女性医師もいる。男性が「指を入れます」というと、肛門から指が挿入される。しばらく触診したあと、いよいよ超音波検査機が挿入される。エコー検査の後、いったん検査機を抜き、今度は「組織を採取するので局所麻酔をかけます」前立腺に針が差し込まれ、組織を採取するたびにカメラのシャッターのような音がするのだが、局所麻酔が効いているせいか痛みは感じない。10カ所ほど組織を採ったようだ。最後にもう一度指で内部を触診して終了。スポーツジムの仲間の話では、やはり前立腺の生検を受けたときには一日入院したそうだが、私の場合は二日分の抗生物質を処方してもらっただけで放免された。 検査中、声をかけてくれるのは男性なのだが、指や機器を挿入するのが男性なのか女性なのかはカーテンの向こうなのでわからない。仕事とはいえ、毎日このような検査を担当する人たちも大変だろうが、受ける方もあまり気持ちのいいものではない。この手の検査を受けた人がブログに「AV女優の勇気に改めて感心した。」と書いているのを見たことがあるが、なるほどと納得する。 Tweet