ニューカレドニアへの旅行から帰ったら、Amazonから宅配便が届いていた。今年は映画『カサブランカ』の制作70周年にあたる。それを記念してWarner Bros.からUltimate Collector’s Editionとして発売されたのを予約注文していたのだ。20年前にも50周年の記念版が出ていて、こちらは当時、ヨドバシカメラのソフト館で購入した。50周年版はまだビデオの時代で、オリジナルのモノクロ版とカラーバージョンの2本組にシナリオやブロマイドがセットになった大きなものだったが、今回のはブルーレイ2枚に簡単な小冊子がセットされているだけなので、サイズも小さい。前回は英語版だけだったが、今回は英語版と日本語版が収録されているようだ。戦争と愛を描いた永遠の名作だが、若い人たちにはあまり知られていないようだ。何度見ても飽きないので、パナマでの単身赴任時代には繰り返しこのビデオを観て過ごしたものだ。当時、パナマではノリエガ派と反ノリエガ派の対立が激化しており、ある老弁護士と空席の目立つイタリア料理屋で食事をした際、何気なく”Which side are you on?”と尋ね、後で「これはカサブランカの中で警察署長のルイがリックに向かって言った言葉だった」と気づいた覚えがある。こちらは気軽に訪ねたのだが、件の老弁護士は思いつめた表情で、「実は、反ノリエガなんだ。」と答えてくれた。 Tweet