Diary


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June 5, 2011 =Sun=

飛騨高山への旅行以来、Diaryの更新ができていない。特に理由があるわけでもないが、腰痛のためパソコンの前に座って作業するのが億劫になっていることが最大の原因だ。だがそれと併せて、フェイスブックのような簡単な発信のほうに興味が移っていることもある。歳をとると安易な方向に流される傾向にあるらしい。
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May 8, 2011 =Sun=

宮川朝市
アシナヅチとテナヅチの像
朝起きて展望風呂に入り、朝食の後、出発時間までホテルから歩いて10分ほどの朝市へ。宮川沿いの岸辺に露天、反対側には商店がならんで店を開けているが、思ったより規模は小さい。土地柄、やはり赤カブの漬物を売っている店が多いが、高山の郷土人形「さるぼぼ」を売る店などもある。「さるぼぼ」とは、飛騨の言葉で「ぼぼ」は赤ん坊を意味するので、「猿のあかちゃん」ということになる。転じて「災いが猿(去る)」という縁起担ぎから、一種のお守りとなる。もともと貧しい地だったため、端切れを接ぎ合わせて作ったパッチワークのようなもので、顔に目鼻もないが、豊かになって赤い一枚布で作るようになっても目鼻は描かれていない。

朝市は鍛冶橋の麓まで続くが、この鍛冶橋の中ほどには左右の欄干に奇妙な像が立っている。脚の長い「アシナヅチ」と手の長い「テナヅチ」。アシナヅチは「脚摩乳」、テナヅチは「手摩乳」と書き、日本神話でヤマタノオロチを退治したスサノオが妻にしたクシダヒメの両親にあたる。長寿の象徴とされている。

高山を発って白川郷に向かう。もっとも白川郷の一部も町村合併によって高山市に属している。荻町の駐車場でバスを降り、そこからシャトルのマイクロバスに10分ほど乗って展望台に着く。ここからの眺めが白川郷の合掌造り集落のポスターやパンフレットに出てくる風景だ。
展望台から合掌造り集落を望む 和田家住宅にて
合掌造り集落の風景

展望台から左側の道を降りて行くと、和田家住宅の裏手に出る。ユネスコ世界遺産の合掌造り集落でも最も有名な、国の重要文化財に指定されている建物だ。

この集落には合掌造りの建物が民宿になっているのもある。今年の冬、ドイツへの転居を控えた娘一家がこのうちどれかに泊まったはずだ。雪の夜に灯りをともした合掌造りを背景に娘夫婦と双子の孫が映った写真を見た覚えがある。

道路沿いに建つ「今藤商店」という合掌造りの店に入るとどぶろくを立ち飲みできる。立ち飲みは疲れるので、同じ店でつまみにコロッケを買って表のベンチに座ってどぶろくを飲む。目の前に田圃と合掌造りと鯉幟、手には濁り酒、まさに日本の原風景だ。

連休がらみの週末にも拘らず、帰りの高速道路もほとんど渋滞はなし。予定通り7時半頃に新宿西口に帰着。昼を軽くすませたので、いつも海外旅行からの帰りに行くリムジンバスの降り場の地下にある「沼津港」という回転すし屋で夕食をとろうと、はとバスの降り場からは少し遠いのにもかかわらず歩いて行ったら、なかなか見つからない。おかしいな、と思ったら地下街の「沼津港」のあるビルのシャッターが降りていて、今日はビル自体が定休日だとの張り紙。なんで連休の週末が定休日なんだ、とぼやきつつ、久しぶりに近くのトンカツ屋「さぼてん」でひれかつ定食にする。
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May 7, 2011 =Sat=

上三之町の家並み 名物みたらし団子
ゴールデンウィークのはずれの週末だが、朝から「はとバス」に乗って飛騨高山へ。高山市は人口こそ9万人余りだが、面積は2200平方キロ弱で、人口13百万人の東京都とほぼ等しい。2005年の近隣町村との合併で、日本で一番面積の大きい市となった。市内中心部、とくに上三之町あたりを中心に古い街並みが残り、「小京都」としてミシュランの旅行ガイドでも三つ星にランクされる観光地になっている。二時ごろに「ひだプラザホテル」にチェックイン。一休みして市内散策に出かける。

街並みのほかに、高山は食文化の面でも種々興味深いものがあり、妻はバスの中でガイドより説明された牛串、飛騨牛コロッケ、みたらし団子、飛騨牛の握り、わらび餅をすべて食べて回るというので、市街図を頼りにこれらの店を訪ね歩く。
演歌「奥飛騨慕情」の地

「はとバス」なんていうと、乗客はわれわれのような年寄りばかりだろうと思っていたが、このツアーの参加者の半数は20代の若者たちだ
ホテル屋上の展望風呂
った。コロッケの店で同じバスに乗っていた20代の男女6人のグループに出会う。聞いてみると大手IT企業の新入社員仲間で研修の合間に来たという。他にも若い女性ばかりの四人ほどのグループが二組ほど。

市内散策を終えてホテルに戻り、明るいうちに屋上にある源泉かけ流しの展望風呂に入る。夕食を済ませた後はこのホテルのスタッフで粋な着流しの男性の案内で市内ナイトツアーへ。軽妙洒脱な語り口による案内は名物となっているらしい。観光客で賑わう昼間と違い、夜の高山はまた違った風情を見せる。上三之町の古い家並みもしんと静まり返っているが、町の人々はいまでもこの町の中に暮らしている。この町は、江戸時代にこの地を治めた金森氏の都市計画により、家と家との間が隙間なく詰められている。このため火事になると延焼の危険が大きいため、現在では二階の庇の上に消防用の通路を設けていたりする。また、金森氏が移封された後は幕府の直轄地となり陣屋(代官所)が設置された。全国の陣屋で現在までそのままの形で残っているのはここだけという。ところどころに飛騨高山祭に使う屋台を収納する蔵が造られている。市内の一角には小さなバーが密集した地区がある。「あ~奥飛騨に雪が降る♪」と唄った盲目の歌手、竜鉄也は昨年の暮れ、この地で74歳の生涯を閉じた。

ナイトツアーから帰った後はもう一度温泉へ。今度は地下の大浴場だが、ここは更衣室はもちろん洗い場まで畳敷きという珍しい温泉だ。
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May 6, 2011 =Fri=

2日に妻が買ったVAIOは4日の朝に届いていたが、昨日向ヶ丘遊園から帰ってから設置した。それまで使っていたDellのマシンからデータをUSBメモリに移し、VAIOにネット回線やTVのアンテナ線、プリンタとの接続ケーブルなどを繋ぎ、データを戻し入れ、メールの設定を行う。パソコン機能については問題なく完了したのだが、肝心のテレビが映らない。前にも書いたとおり、妻がパソコンを買い替えるのは前のパソコンではアナログ電波しか拾えないので、地デジとBS放送をパソコンで視聴することが主な目的だったから、テレビが映らないのでは話にならない。画面にはNHKとかテレビ朝日とかの表示は出るので、電波を全く関知していないわけではなさそうだが、映像も音声も出ないのだ。

仕方なくソニーのサポートに電話してみた。症状を話すと、地デジ、BSとも各局ごとにアンテナの受信状況をテストするように言われた。その結果を告げると、ソニーパソコン用のテレビ視聴ソフトであるGigaPcketが要求する水準より電波が弱いのが原因だという。それもおかしな話で、わが家は300戸余りの大規模アパートでアンテナも共同の受信設備から各戸、各部屋に引かれているし、31階建てのいわゆるタワーマンションで周囲にそれより高い建物もないから電波が遮られるはずもない。現に私のパソコンではBSこそ入っていないが地デジは問題なく受信できている。そういうとソニー側は、「であれば逆に電波が強すぎるのが原因かもしれない。」という。ソフトが予定している電波の範囲内でなければ受信できないことはあり得るという。そんな説明はパソコンを買うときにも一切なかったし、いい加減頭にきて、「なら返品する。」というと「ハードの不具合ではなくそちらのアンテナの問題なので、それはお受けできません。」と来た。やはりソニーのパソコンは私にとって鬼門だ。結局、「マンション管理会社に電波の調節ができるかどうか聞いてみてください。それができなければ電波のブースターを貸し出しますが、それも在庫が少ないので一箇月ほど先になります。」ということで、こちらにげたを預けられた形になった。

今日は本来なら休みの日だが、連休が続いているので午前中だけ出勤。

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May 5, 2011 =Thu=

連休中ずっと家にいるのも何なので、昨日から川崎の高齢者施設の体験宿泊と言うのに妻とでかけた。入居時に十数年分の家賃を前払いし、入居すれば一生面倒を見てくれる。施設内に食堂や娯楽室、プールなどもあり、もし入居中に介護が必要な状態になった場合は同じ系列の介護施設へ追加料金なしに移してくれるというもの。入居時には健常な身体であることが条件だ。以前、銀座にある同じような施設を見学に行ったことがあるが、銀座の施設の入居金や入居後の管理費用はわれわれには高額過ぎるので、もう少し手の届く施設を見に行ったわけである。3食料金込みで二人で数千円の体験宿泊で、ホテルに泊まるよりもずっと安い。小田急線の向ヶ丘遊園からバスで10分くらい。コの字型の建物の中央には池があり、カルガモの親子がのんびり遊んでいる。女性の方が平均寿命が長いせいか、入居者も男女比率は3対7くらい。体験宿泊の部屋の隣部屋のご夫婦と妻がベランダ越しに話したところでは、そのご夫婦は施設が出来た18年前から入居しているが、至れる着くせりで満足しているとのこと。

帰りに、そこからバスで5分ほどの等覚院というお寺に立ち寄る。ここはつつじ寺として有名なお寺で、ちょうどいま、つつじの花が満開を迎えていた。
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May 2, 2011 =Mon=

妻は私のお古のデル製パソコンを使っているが、もう8年以上前のモデルで、起動のたびに"System battery is low"なんてメッセージが出ていつ壊れるか分からない状態だし、組み込んだTVチューナーもアナログ波なのでもうすぐ使えなくなる。妻は自分のパソコンで地上デジタルだけでなくBS放送も見たいし、ミュンヘンの娘とスカイプでやりとりするのにWebカメラも付いたのが欲しいというので、二人でビックカメラに出かけた。妻の場合、テレビ以外のパソコンの用途は、最近マンションの管理組合の役職に着いたことからメールのやり取りが増えたことから、まずメール、あとはそれに関連してWordとExcelができれば後の機能は大して重要ではない。ああ、それとあとドイツにいる娘とSkypeでビデオ通話ができればいい。ということで、NEC、富士通、ソニー、東芝などの製品を見て回ったが、機能よりデザイン重視でソニーのVAIOに決まった。

実は私はことパソコンに関してはソニー製品にあまりいい印象は持っていない。むかし、Windows98の頃だが、モバイル用にVAIOのノートPCを使っていた。これが変な言い方だが何か粘液質な感じのマシンで、きびきび、さくさくとは動いてくれない。一番困ったのは時々電源が落ちなくなってしまうことで、飛行機の機内で使っていて着陸態勢に入り電子機器の電源を切るようにアナウンスがあってもなかなか電源が切れなくなってしまうことが何度もあった。そんな時は仕方なく、PCの裏側にある小さな穴に先の尖ったものを差し込んでリセットしなければならない。先のとがったものと言ってもボールペンの先は太すぎるし、シャープペンシルの芯だと折れてPCの中に落ちてしまう恐れがあるので、常にポケットにゼムピンを持ち歩き、いざという時にはゼムピンの先を延ばしてそれを使っていた。こんどのVAIOもそんなことにならなければいいが。
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