昨夜は日比谷公園にある野外音楽堂で開催された「2014年真夏の夜のフラメンコ」を観に行ってきました。1971年から毎年この時期に、小松原庸子先生の演出で行われています。今年は本場スペインでもトップクラスのバイラオーラ(踊り手)であるラ・ファルーカをはじめ、スペインの名手も出演し、宵闇の迫る中、「オーレ!」のハレオ(掛け声)が日比谷公園に谺(こだま)する、美しくも幻想的な舞台でした。
私は何年か前から、小松原先生のフラメンコスクールに通っています。毎週日曜日に二子玉川の教室で若い人たちに混じって練習しています。私がフラメンコを始めたのは、ゴルフと同様、健康維持が目的ですが、隔年ごとくらいに発表会にも出させていただいています。写真は昨年の4月の発表会で写してもらったものです。
正直言って、フラメンコの激しい踊りで若い人たちについていくのは大変です。体力的なものだけでなく、仕事の関係で練習を休まざるをえないことが多いので、発表会の舞台の上ですら、横目で他の人の動きを盗み見ながら踊っていたりします。そんなとき、私だけ一瞬テンポが遅れることもあるようです。
でも、小松原先生は私よりもずっとご高齢にもかかわらず「小松原庸子スペイン舞踏団」を率いて頑張っておられます。私も弱音をはかずにこれからもフラメンコを続けていきたいと思っています。